胃がん

胃がんとは?

胃がんとは

胃がんとは胃の粘膜から発生するがんで、毎年4万人近くの方が胃がんで死亡していますが、徐々に減少傾向です。近年では、内視鏡技術の進歩と検診の普及により、早期発見・早期治療が可能となってきました。早期に発見された胃がんの5年生存率は高い割合を示しています。
栗東市・北中小路・栗東駅にあるもりた内科クリニックでは、長年の消化器病専門医・内視鏡専門医としての知識や経験を活かし、胃がんの早期発見に積極的に取り組んでいます。胃がんが心配な方は、どうぞお気軽に当院までご相談ください。

このような場合はご相談ください

  • ピロリ菌に感染している、または感染歴がある
  • 慢性胃炎・萎縮性胃炎と診断された
  • 家族に胃がんの方がいる
  • みぞおちの痛みが続く
  • 食欲不振、体重減少がある
  • 黒い便が出る
  • 胃の検査を受けたことがない

胃がんの原因

胃がんの原因には遺伝的因子と環境的因子があり、特に環境的因子の関与が大きいと考えられています。その中でもピロリ菌感染が最もよく知られており、胃がんの99%にピロリ菌感染が確認されています。また過剰な塩分摂取、喫煙、飲酒なども胃がんのリスク因子として関与しています。

主なリスク要因

  • ピロリ菌感染:重要な危険因子で除菌により予防可能
  • 塩分の過剰摂取:塩蔵食品、漬物の摂りすぎ
  • 喫煙:胃がんリスクを数倍に増加させる
  • 過度の飲酒:高濃度のアルコール摂取は要注意
  • 慢性胃炎・萎縮性胃炎:長期間の炎症によるもの
  • 家族歴:血縁者に胃がんの方がいる場合

胃がんの症状

早期の胃がんは通常症状はありませんが、進行すると黒い便やみぞおちに痛み、体重減少などの症状が現れることがあります。

進行した場合の症状

  • みぞおちの痛みや不快感
  • 食欲不振、吐き気
  • 体重減少
  • 黒色便(タール便)
  • 貧血による倦怠感
  • 食べ物のつかえ感

胃がんの検査と診断

内視鏡検査(胃カメラ)

内視鏡検査により、胃の粘膜を直接観察して病変の早期発見に繋げます。疑わしい病変があれば、その場で組織検査を行って確定診断します。当院では経鼻内視鏡による苦痛の少ない検査も可能ですので、ご希望の方はご相談ください。

その他の検査

  • 血液検査:腫瘍マーカー、貧血の確認
  • CT検査:進行度や転移の評価(必要時は他院へご紹介いたします)

胃がんの治療

早期の段階では内視鏡で治療可能です。内視鏡治療が困難な場合や進行した段階では、手術や抗がん剤治療が選択肢としてあります。

当院で胃がんが発見された場合は、進行度に応じて速やかに専門医療機関へご紹介いたします。

早期胃がん

内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)により、胃を温存したまま病変部のみを切除できます。体への負担が少なく、入院期間も短期間です。

進行胃がん

外科的手術による胃切除が基本です。進行度により、手術前後に化学療法を組み合わせることもあります。切除不能な場合は、化学療法や放射線療法を行います。

胃がんの予防

胃がん予防で最も重要なのはピロリ菌の除菌です。ピロリ菌を除菌することで、胃がんの発生リスクを減少させられます。

生活習慣での予防

  • 塩分を控える
  • 野菜・果物を十分に摂る
  • 禁煙・節酒を行う

定期的な受診

以下の方は年1回の内視鏡検査をおすすめします。

  • ピロリ菌感染者・除菌後の方
  • 慢性胃炎・萎縮性胃炎の方
  • 家族歴がある方

胃がんのご相談は当院まで

胃がんのご相談は当院まで

胃がんは早期発見し、適切な治療ができれば根治が望める病気です。当院では積極的に胃がんの早期発見に取り組んでいます。症状のある方はもちろん、ピロリ菌に感染している方や心配な方はお気軽にご相談ください。

もりた内科クリニックでは、消化器病専門医・内視鏡専門医としての知見を活かし、内視鏡システムによる精密な検査を行っています。微細な早期がんも見逃さない診断技術で、患者さんの健康を守ります。

定期検査により早期発見を心がけることで、胃がんは「治る病気」となってきています。ピロリ菌感染が心配な方や家族歴がある方、今まで一度も胃の検査を受けていない方は、お気軽にもりた内科クリニックまでご相談ください。

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