予防接種
当院ではインフルエンザワクチンをはじめ、コロナワクチンや肺炎球菌ワクチン、B型肝炎ワクチン、子宮頸がんワクチンなどの予防接種を行なっております。(※ 2025年4月1日現在、インフルエンザワクチンとコロナワクチンは実施しておりません。)
また海外出張などで必要なワクチンも接種可能ですので、ご相談ください。
基本的に予約制になりますので、お電話で問い合わせをお願いします。
インフルエンザワクチンについてはWEBやLINEでの予約も可能等です。
予防接種を受ける時に
注意が必要な方

37.5度以上の発熱がある方

心臓病、腎臓病、肝臓病、血液疾患がある方

ワクチンに含まれる成分(卵、抗生物質、安定剤)にアレルギーがある方

けいれんを起こしたことがある方

麻疹や風疹、水痘、おたふくかぜの予防接種を受ける予定で、妊娠中の方

免疫不全と診断された方、もしくは血縁者に先天性免疫不全がいる方
現在当院で実施しているワクチンについて
子宮頸がんワクチンのご案内
子宮頸がんの多くがヒトパピローマウイルス(HPV)の感染で生じると言われています。
HPVには200種類以上のタイプがあり、その内の一部が子宮頸がんの原因となると言われています。
HPVは女性の多くが一生に一度は感染すると言われています。ほとんどの人は感染しても自然に消えますが、一部の人ではがんを発症してしまうことがあります。HPVワクチンを接種することで子宮頸がんを起こしやすいタイプのHPVの感染を防ぐことができます。
対象となる方
・小学6年生から高校1年相当の女の子
・1997年度〜2007年度生まれの女性で、2025年3月末までにHPVワクチンを1回以上接種した方については
2026年3月末まで対象となります
子宮頸がんワクチン
現在日本において公費で受けることのできるHPVワクチンは3種類あります。特徴は下の表の通りです。
サーバリックス | ガーダシル | シルガード | |
---|---|---|---|
接種方法 | 筋肉注射 | 筋肉注射 | 筋肉注射 |
接種回数 | 3回 | 3回 | 2-3回 |
予防可能な HPVのタイプ |
16,18型 | 16,18型 6,11型 |
16,18型 6,11型 31,33,45,52,58型 |
当院ではシルガードを採用しています。シルガードは9種類のHPVの感染を防ぐことが可能で、子宮頸がん の原因の8-9割を防ぐことが可能と報告されています。
シルガードの接種スケジュール
※1:1回目と2回目の接種は、少なくとも5ヶ月以上あけます。5ヶ月未満である場合、3回目の接種が必要になります。
※2、※3:2回目と3回目の接種がそれぞれ1回目の2ヶ月後と6ヶ月後にできない場合、2回目は1回目
から1ヶ月以上(※2)、3回目は2回目から3ヶ月以上(※3)あけます。
50%以上で注射部位の疼痛、10-50%で腫れ、赤み、頭痛、1-10%で発熱、悪心、疲労感など起こることがあります。まれですが、ショックやアナフィラキシーといった重篤な症状が起こることがあります。 重篤な症状の頻度は接種1万人あたり、シルガードでは約2人程度と言われています。
接種費用について接種対象者は公費(原則自己負担なし)で接種できます。
接種の流れ・接種希望の方は電話、もしくはクリニック窓口で予約してください。
・接種当日に来院後、医師の問診と説明があります。
・問題なければ筋肉注射をします。
・接種後30分程度は急性の副反応(アナフィラキシー)がないか院内で経過観察します。
・接種同日は激しい運動を避け、接種部位を清潔に保ちます。また入浴の制限はありません。
帯状疱疹ワクチンのご案内
令和7年4月1日より、帯状疱疹ワクチンが定期接種の対象となりました。
帯状疱疹とは、疲労やストレス・免疫機能が低下することで体内に潜んでいる水痘帯状疱疹ウイルスが
再活性化することで、痛みを伴う水疱が出現する病気です。重症化すると帯状疱疹後神経痛などの後遺症を
残すことがあります。発症率は50歳代から上昇し、80歳までに約3人に1人が発症すると言われています。
このワクチンを接種することで帯状疱疹の予防が期待できます。
・年度内に65歳を迎える方
・60-64歳で、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能の障害があり、日常生活がほとんど不可能な方
・令和7年度から5年間の経過措置として、その年度に70, 75, 80, 85, 90, 95, 100歳になる方も対象となります。
・令和7年度に限り、100歳以上の方は全員対象となります。
生ワクチンと組み換えワクチンの2種類あります。特徴は下の表の通りです。
生ワクチン | 組換えワクチン | |
---|---|---|
接種方法 | 皮下注射 | 筋肉注射 |
接種回数と間隔 | 1回 | 2回(2ヶ月以上の間隔をあける) |
接種条件 | 病気や治療により、 免疫の低下している方は摂取できない。 |
免疫の状態に関わらず摂取可能 |
当院では予防効果が高い組換えワクチンを採用しています。組換えワクチンの予防効果は接種後1年時点で9割以上、接種後5年時点で9割程度、接種後10年時点で7割程度と報告があります。
副反応について70%以上で注射部位の疼痛、30%以上で注射部位の発赤、筋肉痛、疲労、10%以上で注射部位の腫脹、頭痛、発熱などがあります。頻度は不明ですが、ショックやアナフィラキシーがみられることがあります。
接種費用についてお住まいの市町村によって自己負担額が異なりますので、詳しくはお住まいの市町村にお問い合わせください。
接種の流れ・接種希望の方は電話、もしくはクリニック窓口で予約してください。
・接種当日に来院後、医師の問診と説明があります。
・問題なければ筋肉注射をします。
・接種後30分程度は急性の副反応(アナフィラキシー)がないか院内で経過観察します。
・接種同日は激しい運動を避け、接種部位を清潔に保ちます。また入浴の制限はありません。
アクセス

診療科目
内科 消化器内科
内視鏡内科
院長
森田 幸弘
住所
〒520-3037
滋賀県栗東市北中小路
344-1
TEL
077-516-4155
FAX
077-516-4644
アクセス
JR栗東駅西口 徒歩10分
JR栗東駅から車で3分

●=診察・胃カメラ
☆=胃カメラ・大腸カメラ
女性外来 第2・第4土曜日(午前)
【受付時間】
午前 11:30まで/午後 18時30分まで
【休診日】木曜日、日曜日、祝日