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当院の予防接種について

予防接種は感染症から身を守る効果的な方法の一つです。栗東市・北中小路・栗東駅にあるもりた内科クリニックでは、年齢や健康状態に応じた適切なワクチン接種により、感染症の予防と重症化防止を図ります。
ワクチンの在庫状況を把握するため、事前予約が必要な場合がございますので、接種をご希望の方はお気軽にお問い合わせください。インフルエンザワクチンについてはWEBやLINEでの予約が可能です。
取り扱いワクチン一覧
- インフルエンザワクチン
- コロナワクチン
- 肺炎球菌ワクチン
- 帯状疱疹ワクチン
- 子宮頸がんワクチン
- B型肝炎ワクチン
その他のご希望がある場合は、お問い合わせください。
予防接種を受ける時に注意が必要な方
- 37.5℃以上の発熱がある方
- 心臓病、腎臓病、肝臓病、血液疾患がある方
- ワクチンに含まれる成分(卵、抗生物質、安定剤)にアレルギーがある方
- けいれんを起こしたことがある方
- 麻疹や風疹、水痘、おたふくかぜの予防接種を受ける予定で、妊娠中の方
- 免疫不全と診断された方、もしくは血縁者に先天性免疫不全がいる方
当院で受けられる予防接種
インフルエンザワクチン(注射)
インフルエンザは毎年流行する感染症で、高熱、関節痛、倦怠感などの症状を引き起こします。特に高齢者や基礎疾患をお持ちの方は重症化しやすいため、毎年の接種が推奨されています。
接種時期:10月~12月末
接種回数:小学生以上。13歳以上は原則1回、13歳未満は2回
接種日時
- 月・水・金曜日:8:30~9:00/12:00~12:30/16:30~17:00
- 火曜日:8:30~9:00/12:00~12:30/18:30~19:00
- 土曜日:8:30~9:00/12:00~12:30
| 対象者 | 接種回数 | 料金(税込) |
|---|---|---|
| 小学生以上 | 13歳以上は1回、13歳未満は2回 | 3,500円 |
| 65歳以上 | 1回 | 自治体からの助成があります。お住まいの自治体HP等をご確認ください。 |
インフルエンザワクチン(経鼻)
痛くない経鼻インフルエンザワクチンの「フルミスト」を導入しています。鼻からスプレーをするだけなので、痛みがなくお子様にも安心です。
接種時期:10月~12月初旬(通常のインフルエンザワクチンより終了が早いのでご注意ください)
接種回数:1回
接種日時
- 月・水・金曜日:8:30~9:00/12:00~12:30/16:30~17:00
- 火曜日:8:30~9:00/12:00~12:30/18:30~19:00
- 土曜日:8:30~9:00/12:00~12:30
| 対象者 | 接種回数 | 料金(税込) |
|---|---|---|
| 2~18歳 | 1回 | 8,000円 |
接種できない方
- 重度の卵アレルギーの方、ゼラチンアレルギーの方
- 免疫機能が低下している方
- 重度の喘息の方
- 熱の出ている方や重篤な急性疾患にかかっている方
- 妊娠中の方
- アスピリン服用中の方
肺炎球菌ワクチン
肺炎球菌は肺炎の原因として多い細菌です。高齢者では重症化しやすいため注意が必要です。当院では、23種類の肺炎球菌に対して効果がある「ニューモバックス」と、20種類に効果がある「プレベナー20」、15種類に効果がある「バクニュバンス」の3種類をご用意しています。
| 種類 | 接種方法 | 接種回数 | 公費負担 |
|---|---|---|---|
| ニューモバックス | 皮下注射または筋肉注射 | 1回 | あり(定期接種) |
| プレベナー20 | 筋肉注射 | 1回 | なし(任意接種) |
| バクニュバンス | 筋肉注射 | 1回 | なし(任意接種) |
※お住まいの市町村によって自己負担額が異なりますので、詳しくはお住まいの市町村にお問い合わせください。
副反応について
5%以上で注射部位の疼痛・発赤・腫脹などを認めます。1~5%で倦怠感・発熱・筋肉痛・頭痛などを認めます。頻度は不明ですが、ショックやアナフィラキシーが見られることがあります。
帯状疱疹ワクチン
帯状疱疹は、水ぼうそうのウイルスが原因です。ウイルスが体内に潜伏し、免疫力が低下した時に活性化して発症します。重症化すると帯状疱疹後神経痛などの後遺症が残る場合があり、50歳以上の方に接種が推奨されています。
| 種類 | 接種方法 | 接種回数 | 公費負担 |
|---|---|---|---|
| シングリックス | 筋肉注射 | 2回(2ヶ月以上あけてから) | あり(定期接種) |
※お住まいの市町村によって自己負担額が異なりますので、詳しくはお住まいの市町村にお問い合わせください。
副反応について
70%以上で注射部位の疼痛、30%以上で注射部位の発赤、筋肉痛、疲労、10%以上で注射部位の腫脹、頭痛、発熱などがあります。頻度は不明ですが、ショックやアナフィラキシーがみられることがあります。
子宮頸がんワクチン
子宮頸がんの多くがヒトパピローマウイルス(HPV)の感染で生じると言われています。HPVには200種類以上あり、一部が子宮頸がんの原因となります。HPVワクチンを接種することで、子宮頸がんを起こしやすいタイプのHPVの感染を防げます。
| 種類 | 接種方法 | 接種回数 | 公費負担 |
|---|---|---|---|
| シルガード | 筋肉注射 | 2~3回 | あり |
※接種の間隔によって回数が変わりますので、詳しくはご相談ください。
シルガードの接種スケジュール

※1:1回目と2回目の接種は、少なくとも5ヶ月以上あけます。5ヶ月未満である場合、3回目の接種が必要になります
※2、※3:2回目と3回目の接種がそれぞれ1回目の2ヶ月後と6ヶ月後にできない場合、2回目は1回目 から1ヶ月以上(※2)、3回目は2回目から3ヶ月以上(※3)あけます
副反応について
50%以上で注射部位の疼痛、10~50%で腫れ、赤み、頭痛、1~10%で発熱、悪心、疲労感など起こることがあります。まれですが、ショックやアナフィラキシーといった重篤な症状が起こることがあります。重篤な症状の頻度は接種1万人あたり、シルガードでは約2人程度と言われています。
接種費用について
接種対象者は公費(原則自己負担なし)で接種できます。
予防接種を受ける際の注意事項
接種前の確認事項
- 体調不良(37.5℃以上の発熱)の場合は接種を延期します
- アレルギー歴、既往歴を必ずお伝えください
- 妊娠中または妊娠の可能性がある方は事前にご相談ください
- 服薬中の薬がある場合はお薬手帳をご持参ください
接種後の注意事項
- 接種後30分程度は院内または近くで様子を見てください
- 接種当日は激しい運動や飲酒は控えてください
- 入浴は可能ですが、接種部位を強くこすらないでください
副反応について
多くの副反応は軽微で一過性ですが、以下の症状が現れることがあります。
- 接種部位の痛み、腫れ、発赤
- 発熱、頭痛、倦怠感
- まれに重篤なアレルギー反応
気になる症状が現れた場合は、すぐにご連絡ください。
