胃潰瘍・十二指腸潰瘍｜滋賀県栗東市の内科、消化器内科、内視鏡内科、肝臓内科、乳腺外科｜もりた内科クリニック｜草津・守山

胃潰瘍・十二指腸潰瘍とは？

胃潰瘍や十二指腸潰瘍は、食物を分解する働きを持つ胃酸や消化酵素が胃や十二指腸の粘膜を深く傷つけてしまうことで起こります。
正常な状態では、胃や十二指腸の粘膜は防御機能により守られていますが、胃酸や消化酵素が過多になりバランスが崩れると潰瘍が形成されます。胃潰瘍は中高年に多く、十二指腸潰瘍は比較的若い世代にも見られる傾向があります。
栗東市・北中小路・栗東駅にあるもりた内科クリニックでは、消化器病専門医・内視鏡専門医として、胃潰瘍・十二指腸潰瘍の診断と治療を行っています。みぞおちの痛みでお悩みの方は、ぜひ当院までご相談ください。

このような場合はご相談ください

胃潰瘍・十二指腸潰瘍の原因

胃潰瘍・十二指腸潰瘍の主な原因として、胃粘膜にピロリ菌が感染することや解熱鎮痛剤などの非ステロイド性抗炎症薬の長期服用、強いストレスなどがあります。

主なリスク要因

胃潰瘍・十二指腸潰瘍の症状

胃潰瘍・十二指腸潰瘍ができると、みぞおちあたりの鈍い痛みや食欲不振、嘔気が見られます。また黒い便が出たり、血を吐いたりすることがあり、緊急の処置が必要になることがあります。

痛みの特徴

胃潰瘍では食後数十分～数時間で痛みが現れることが多く、十二指腸潰瘍では空腹時や夜間に痛みが強くなる傾向があります。食事により痛みが軽減することが十二指腸潰瘍の特徴でもあります。

危険な症状

以下の症状が現れた場合は、潰瘍からの出血や穿孔（せんこう：穴があく）の可能性があり、緊急受診が必要です。

胃潰瘍・十二指腸潰瘍の検査と診断

内視鏡検査（胃カメラ）

潰瘍が疑われた場合は胃カメラ検査で確認します。 胃カメラは胃の中を直接観察できるため、潰瘍の位置や大きさ、深さや出血の有無を確認できます。

また、悪性腫瘍との鑑別のために組織検査を行う場合があります。当院では経鼻内視鏡による苦痛の少ない検査も可能ですので、ご希望の方はご相談ください。

その他の検査

胃潰瘍・十二指腸潰瘍の治療

潰瘍から出血を認めた場合は内視鏡的な止血術が必要となりますが、出血がなければ薬物治療を中心に行います。胃酸の分泌を抑えたり、胃粘膜の防御機能を高めたりする薬を用います。6～8週間で潰瘍は治癒しますが、再発しないように原因を取り除く必要があります。

薬物療法

ピロリ菌除菌療法

ピロリ菌が陽性の場合は、除菌治療が必要です。2種類の抗生物質と胃酸分泌抑制薬を1週間服用することで、多くの方が除菌できます。除菌成功により潰瘍の再発率は低下します。

内視鏡的止血術

出血性潰瘍の場合は止血が必要です。当院では速やかに専門医療機関へ紹介いたします。

生活習慣の改善

薬物治療と並行して、以下の生活習慣の改善も重要です。

胃潰瘍・十二指腸潰瘍は当院まで

胃潰瘍・十二指腸潰瘍は適切な治療により治癒が期待できる病気です。特にピロリ菌除菌により、再発率を減少させることができます。

もりた内科クリニックでは、消化器病専門医・内視鏡専門医として、正確な診断と適切な治療を提供しています。内視鏡検査による診断から、薬物治療、ピロリ菌除菌まで一貫した治療が可能です。

みぞおちの痛みや不快感でお悩みの方、ピロリ菌感染が心配な方は、お気軽にもりた内科クリニックまでご相談ください。患者さん一人ひとりの症状に合わせた最適な治療をご提案いたします。